森の秘密基地

音楽に関することをだらだらと綴っています。

ペダルボードのお話 2020

まさに激動の年、2020年もそろそろ半分終わりそうですね。

こんにちは、皆さんお元気でしょうか。Billです。

毎年恒例になりつつある「ペダルボードのお話」、中々大変な2020年もやります。楽しんで頂ければ幸いです。

という事で、、、。

今年はこんな感じになりました!!!

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(可愛いーーーーー。)

音、使い勝手、機能面など、全てにおいて過去2年と比べるとだいぶパワーアップしました。

(2018年バージョンはこちら↓

http://ubilliquitous.hatenablog.com/entry/2018/02/03/203754

2019年バージョンはこちら↓

http://ubilliquitous.hatenablog.com/entry/2019/04/24/162558 )

まだレビューしていないペダルがガンガン入っていますが(今度ちゃんとレビューする予定です)、まずはシグナルフローを紹介しますね。

ギター→PRALINES→Polytune 3→CLHD supreme+MA

→AGDR-101HGM→Dispatch Master→アンプ

こんな感じになっています。要は全部直列になっている訳です。

で、ボード本体はPedaltrainのMetro16を採用しました。

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そして電源はStrymonのZuma R300を採用しました。

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このカッコ良いブルーがオタク心をくすぐります(爆)

やはり定評通り、ノイズ面、音質面、機能面、どこをとっても素晴らしいと思いました。値段は高いですが全然オススメ出来ます。

変なパワーサプライを買うくらいなら、遠回りせず""正解""を手に入れましょう(もはや宗教)(完全なる機材厨の思考回路)

後ちょっとした注意点なんですが、このZuma、コンセント側が三又の電源ケーブルを採用しています。元々アメリカ製なので、どうやらその仕様のまま日本に入ってきてるようです。三又のコンセントがあれば良いのですが日本の住居だと中々少ないと思います。なので、Zumaを検討されている方は二又かつZumaに対応した電源ケーブル(多分Audio TechnicaのAT-PC600などがこれに当たると思います。間違ってたらすまん。)を別途購入される事をオススメします。僕も今度買います。

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(裏側なんで見えないだろうと雑に固定。Zumaが台無し(白目))

 

少しだけ今回の概要を説明すると、このボードのテーマは「必要十分」でした。

大き過ぎず、小さ過ぎず。多機能ではないけど飽きが来ない。色んな面でバランスの良いボード、それも自分のお気に入りのペダルだけで構成するというかなり尖ったテーマでボードを作りました。

結果としては、個人的には大成功だと思います。

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それでは、今回のボードに乗ってるペダル一つ一つの役割を紹介して終わりにしようと思います。

このボードの核はやはりLeqtique×CULTのCLHD supreme+MAですね(レビューはこちら→http://ubilliquitous.hatenablog.com/entry/2020/04/30/135158 )。

このペダルはプリアンプとして常にかけっぱなしです。CLHD supremeでクリーン〜クランチのトリートメント、MAに軽いオーバードライブやブーストを担ってもらってます。新入りですがもはや相棒ですね。最&高です。

そしてメイン歪みはAGDR-101HGMでございます(レビューはこちら→http://ubilliquitous.hatenablog.com/entry/2020/02/25/101548 )。

このペダルも完全に僕の相棒ですね。

このペダルはバッキングやリフなどで、まさにメインの歪みとして使ってます。ギターソロを弾く時はMAでゲインブーストしてます。弾いててテンションが上がるペダルですね。

 

そしてここからが初登場のペダル達。

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EarthQuaker DevicesのDispatch Masterでございます。

このペダルにボードの空間系を一手に担ってもらってます。クリアなトーンとシンプルな使い勝手。普遍的で頼り甲斐があるナイスなペダルです。流石ジェイミーさん。このペダルを買ったイケベ楽器の店員さんも良い方でした。

そして赤色のこの方。

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Glou GlouというフランスのブランドのPRALINESというペダルです。

このペダルは基本的にはモジュレーション系です。僕は主にフェイザーやタッチワウとして、後はたまにシンセ風ファズとしても使ってます。飛び道具に見せかけて、非常に音楽的かつ様々なシーンに対応出来る良質なペダルです。

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(やっぱ可愛いね。)

という事で、「ペダルボードのお話 2020」でした。

個人的に、ここ数年の集大成に相応しいボードが完成したと思います。先程書いたテーマ通り、飽きが来ないボードが出来たように感じます。加えて、重量も比較的軽めなので1人で余裕で運搬できるのも最高ですね。文句なしです。

自分好みのエフェクターボードを作る、なんというロマンでしょう。とても豊かな気持ちになります。

という事で結論としては「エフェクターボードはいいぞ!」これに尽きると思います。

 

 

何かと暗い話題が続いてますが、エフェクターと一緒にこの難局を乗り越えましょう。

どなたかの参考になれば幸いです。それでは。