皆さんお久しぶりです、Billです。

久方ぶりにボードを組みました。
ということで今回の記事ではこのボードに纏わるお話をつらつらと書き残しておこうと思います。
過去のボードの記事はこちら↓
〜ペダルボードのお話2020〜
https://ubilliquitous.hatenablog.com/entry/2020/06/04/004627
〜ペダルボードのお話2019〜
https://ubilliquitous.hatenablog.com/entry/2019/04/24/162558
〜ペダルボードのお話2018〜
https://ubilliquitous.hatenablog.com/entry/2018/02/03/203754
中身は接続順にこんな感じ。
1.D'Addario Chromatic Tuner
2.Kensei Ogata Sara Pedals OD
3.f-sugar OD Amp
4.Chase Bliss Audio Reverse Mode C+faves
電源:CAJ DC/DC Station Ⅱ
ボード本体:Pedaltrain metro 16
早速ボードについてあれこれ見ていきましょう。
今回のボードのテーマはずばり「ミニマル」です。
今まで色々とペダルを触ってきましたが、やはり持ち運ぶボードはシンプルであればあるほど使い勝手も運搬性も良くなると感じています。特に関東圏に住んでいて、車というより公共交通機関を用いた移動が多い身からすると、コンパクトなサイズ感でありながら好きな音が出せるペダルボードほど心強いものはないなと思います。
また今年になって大学の友人達とバンドを組み、本格的にボードを持ち運ぶ機会が増えるため運搬性の重要性がより増したこと、近年の自分の好みとしてコントロール類もデザインも無骨でシンプルな方が好きになってきたことなど、様々な変化から「ミニマル」という言葉が自分の中でキーワードになっていました。
そこで、今までの経験と偏愛とも言える拘りのあれこれを結集して、「僕がどこへでも持っていきたいと思えるミニマルなボード」を組んでみようと思い立ち、今回のボードを製作しました。
1.D'Addario Chromatic Tuner
今回のボードにはダダリオのチューナーを採用しました。横幅がスリムでありながら縦が長くてボード内で収まりが良い、画面が大きくて視認性が高い、筐体がスラントしていて踏みやすい、トゥルーバイパスなので後段にバッファ受けが悪いペダルがあっても問題がないなど、何の変哲もないチューナーですが非常に使い勝手が良く気に入っています。
2.Kensei Ogata Sara Pedals OD

こちらはレコーディングエンジニアであり、アーティストでもあるKensei Ogata氏とエフェクターメーカーのSara Pedalsとの共同製作で作られたオーバードライブペダル。上手く低域がカットされた上で高域がオープンで、尚且つ歪みの質感にガラガラとした良い雑味があります。また音量にも非常に余裕があるため、クリーンの補正からメインのクランチ、ソロを取る際のミッドブースト、アンプを歪ませるためのアンプブースターなど、いわゆる「ミッドを主体としたオーバードライブペダル」に求める役割は大体果たせるという抜群の汎用性の高さを有したオーバードライブペダルです。このボードではクランチ要員として使ったり、後述するOD Ampのゲインブースターになったりと歪みのオールラウンダーとして活躍してもらっています。
3.f-sugar OD Amp

今はなきf-sugarさんが製作していたプリアンプ/オーバードライブペダルです。 Way HugeのRed Llamaがベースになっているようですが、ボリュームとゲインしかないにも関わらず何の不足感もないチューニングに仕上がっているのは流石の一言。アンプ的なトーンレンジと手元への高い反応性があり、尚且つゲインも完全なクリーンからファズっぽい質感まで幅広い。今使ってるアンプのゲインをそのまま上げたようなトーンが1発で出せる点が非常に気に入っています。ただバッファ受けはあまり良くない印象で、バッファの後だと少し高域がチリチリとしてしまう感触がありました(今回のボードでトゥルーバイパスのチューナーを選んだ理由はここにあります)。今回のボードではいわゆるかけっぱなしのプリアンプとして使うことが多いですが、前述のODで作ったクリーンクランチをそのままブーストアップする用途で使うことも多々あります。
4.Chase Bliss Audio Reverse Mode C+faves

2023年にChase Bliss AudioとEmpress Effectsのコラボレーションで製作されたディレイペダルになります。リバースディレイにフォーカスを当てたペダルなので飛び道具〜SE的な空間演出が可能なペダルになっていますが、特筆すべきはディレイそのものの音の良さと多機能性だと感じています。ディレイ部分にかかるモジュレーションも上質なので、今回のボードではMIDIスイッチャーのfavesと併せてプリセットを組むことで、温かみのあるアナログ風ディレイからトレモロ、コーラス、フェイザー、SE用リバースディレイなどといったマルチエフェクターのような役割で運用しています。
パワーサプライ:CAJ DC/DC Station Ⅱ
電源にはCAJのDC/DC Station Ⅱを採用しました。スリムなサイズ感でありながらフルアイソレート、供給電圧が約9.4Vと比較的安定して高め、そして供給口が8口あるという安心感など、ユーザーの需要を上手くキャッチした製品だと思います。これは個人的な感想ですが、スノコ型のペダルボードでもパワーサプライはボードの上に載せてある方が使い勝手が良いと思っています。というのも、その日の気分に応じてボードの前後にペダルを足したいと思った時に、ボード上にあるパワーサプライから電源を手軽に取れるかどうかでボードを使う上でのストレスがだいぶ変わると感じてます。上記の理由に加えて今回のボードではmetro 16に収めたかった&Chase Blissのディレイが消費電流が約300mAあるデジタルペダルということもあり、パワーサプライとしては本機しか選択肢がないと言っても過言ではないほどベストマッチなパワサプでした。
また、DCケーブルにはオヤイデさんのDCケーブルを使用しています。こちらは前回までのボードで使っていたものをそのまま流用しているのですが、数年ぶりに組み替えても何の問題もなく使用できることから、実は音質というより高い耐久性が一番の魅力なのではないかと感じています。

ちなみに裏はこんな感じです。初めてケーブルタイとアンカーを使って配線をまとめました。とても綺麗とは言えない配線ですが個人でやってる分にはまあ良いかなと。またChase Blissのディレイとfavesを接続するためにTRSケーブルが必要だったということもあり、こちらもDCケーブルの中に隠れていますがケーブルタイで固定しています。

ということで、ペダルボードのお話2024でした。本当に3年ぶりのブログ更新という事で、記事を書くこと自体が新鮮で楽しかったです。
ボード全体の感想としては、過去組んできたボードの中で一番使い勝手が良いボードになりました。実際、元々そこまで沢山のペダルを一度に使うタイプの人間でもないので、まさにちょうどいいサイズ感のペダルボードになったと感じています。早速楽曲制作とバンド練の両方で活用していますが、運搬もセッティングも楽でストレスなく制作や演奏に集中できており、計画通りに運用できている感触があります。
そして最後の最後でめっちゃ宣伝します。10月12日に私が所属するバンドでライブに出ます。

10/12(土) time Tokyoさんにてpealというバンドで出演します。めちゃめちゃ良い音楽をやります。このライブでも今回のボードを使用しますので良ければ是非是非いらしてください。
どなたかの参考になれば幸いです。それでは。
























