森の秘密基地

音楽に関することをだらだらと綴っています。

雑談(ヒトリエのwowakaさんやサカナクションのアルバムについて)

皆さんお久しぶりです。billです。

ここ2ヶ月程全くブログを動かしてませんでした(すみません…)。

つい先日、たまたま気が向いてこのブログのアクセス数を見てみたら、全然更新してなかったにも関わらずかなり多くの方々に日々ブログを読んでもらえているようで、とても嬉しかったです。ありがとうございます。こんなしがないエフェクターレビューブログですがこれからも何卒よろしくお願いします。

という事で、特にネタがある訳ではないので今回も雑談的な感じで色々書き残しておきます。

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つい数週間前の6/1、僕が大好きなバンド「ヒトリエ」のVo/Gtだったwowakaさんのお別れの会に行ってまいりました。チケットは持ってなかったので献花と写真展のみ行ってきたのですが、本当にこれは行っておいて良かったと今でも思います。

僕自身、中学生の頃からヒトリエのファンで、音源はずっと聴いてきたのですが、何かとタイミングが合わず、ライブには行けてませんでした。それからwowakaさんの訃報を知り、せめてお別れの会だけでも行っておきたいと考えていたのです。

当たり前の事ですが、ネット上でただ訃報を知るのと、実際に足を運んでwowakaさんに花を手向けてお別れをするのとでは重みが全く違いますし、自分の人生においてとても大切な何かをその場でもらったような気さえしました。

そしてその後ニコニコでその日のライブが生放送された訳ですが、それが素晴らしいの一言でした。シノダさんが歌っていた事も凄いと思ったのですが、とりわけファンの方々の声援が本当に凄まじかったです。ただただ、ヒトリエ、そしてwowakaさんへの愛が画面越しに伝わってきました。素晴らしいライブでした。

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そして話は変わって今日、サカナクションの6年振りのニューアルバム「834.194」が発売になりました。僕は昨日既にフラゲしていた訳ですが、感想を一言で言えば、「6年待って良かったなぁ」です。この6年間は全く無駄じゃなかったと思います。収録曲一つ一つの「質量」が段違いといった印象で、この収録曲群が一つのアルバムに入っているのが奇跡の様な気さえします。今までのサカナクションが包括的に俯瞰できるベストアルバムの様な側面もありながら今までにない程コンセプチュアルというとんでもないアルバムになっています…(逆にいうとしっかりとコンセプトをもって纏めないと、一曲一曲の振り幅がここまで大きい曲達を一つのアルバムというフォーマットにまとめるのは無理があったんだと思います。)

コンセプトありきでただ曲を並べただけのプレイリストの様なアルバムとは真逆の、ある意味コンセプトアルバムとは、そもそもアルバムとはこうあるべきという姿を示している気もしますし、逆にここまでのレベルのアルバムを作ろうとしたらそれこそ6年かかるというのは当然で、むしろ妥当な気もしました。

Nerholによる外装も素晴らしく、CDという枠を超えて一つの芸術作品として所有する喜びも非常に大きく、大満足です。

当たり前ですが、やっぱり山口一郎さんは天才でした。

という事で、雑談と題名に書いておきながら話が長くなってきたのでここら辺にしておきます。それでは。